ちょっと絵を描いてるときになんとなく思ったネタです。ショートのss??(何で疑問符?)
設定的に、このhit絵収録後、ということで考えてくれれば。てか、そうじゃないとわかんないかも(すんまそ。)
自分の鼓動がだんだん早くなってるのが分かる。いつか破裂してしまいそうだ。
「・・・・・。順、そろそろ離れて・・・・」
「ん~・・・もう少しこのままでいさせて~・・・・」
「・・・・順。」
「・・・・ん?」
[2人の距離]
何度も繰り返されるギャルゲーの主人公の声を聞き飽きてきた頃、私はタコ殴りになって帰ってきた順をお帰りの1コトでスルーすることにした。どうやらまた何かコイツはやらかしたらしい。
翌日。昨日のことがあったからか、順は私の隣でしょんぼりしながら歩いていた。
「おはよ、綾那。」
「あ、夕歩。こいつ昨日からこの調子で、いつも以上にキモチ悪いぞ?」
真夜中ずっと壊れたラジカセのように、その喧嘩の内容と自分のダメさについて延々とリピートしていたからこっちは眠れたもんじゃない。頭が2日酔いしたときのようにガンガンする。
「・・・まあ、あいつのヘンタイさは分かるが、そこまでする必要はなかったんじゃないのか?」
すると、夕歩は歩いていた足を止め、下をむいてしまった。何事かと覗き込むと顔が赤い。
「・・・・・だって、いきなりそういうこと言われちゃうと・・・恥かしくてつい・・・・」
「(・・・・なんだ、そーいうことか。)」
今にも消え入りそうな夕歩の声にフッと笑みがもれてしまう。ふと、思い出したかのように声をあげる。
「あ~・・そういえば、私クロのこと待たせたまんまだったわ。先行ってるから。」
どうやら私の出番はなかったみたいだ。
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しばらくのあいだ、ただ黙々と歩いていると順がおもむろに口を開いた。
「夕歩、その・・・・いきなりでごめん。」
「うん・・・どうしようかと思っちゃった・・・。」
ま、私も悪かったんだけど、とつぶやきながら後ろを振り返る。順はまだ気にしているみたいだった。
「ま、順は元からそんな性格だって分かってるし。今回は・・・・」
後ろをあるいていた順の手を恋人つなぎでギュッと握る。
「えっ!?夕歩!?」
「これでチャラ。びっくりしたお返し。」
そして、言葉にならないくらい驚いている順をなかば強引にひっぱりながら教室へ向かう。
自分の顔が火照っているのをバレないように前を向いていたから順の顔は見えなかったけど、自分と同じキモチになっててくれたらいいなと思った。
えっ?なにこれ。(自分で言うな。)てか、何気ぐだぐだで長くなっちゃったよ。てか、ssの載せ方?がよう分からん。てか、がんばったし、ねちゃっていいよね、私?え?まだ2階にあがるという試練が!!(お前はババアか。)