久しぶりにこの時間に起きてる自分にびっくりです。
てか、最近10:00に寝て3:00に起きるとかいう危ない状況にあります。
昨日は・・・何故ワイシャツのまま寝てたのかな・・・?(ちょ、)
今週はやっとこさスパナが出てきたところなんですが、
妹「最近ツナうざくなってきたね。ってか調子のってる?」
「いや、これはあれだよ。」
妹「腹黒ですか?」
「ですね。」
って話です。
はい、今日は図書館に行って友達に笑われて生気吸い取られてきたところでDCのSSをケータイ打ち続けてて指が痛いです。
バスの中でくそまじめな顔してメールを打ってる姿は、はたから見たらめっさ変な人だろうな。
明日とか杉悠あげそうな勢いです。完全にダメ人間です。
まあ、お題終わらせたらやめるからさ。許せ、自分☆
あー、今回DCの思いいれ強すぎたのかとても長いです。それでもよければどーぞ。
DCです。ゲロ甘いです、いつもながら。
「純白の憤怒」
「神谷さんと小野さんには、今現在愛しくてしょうがない、もしくは恋人等はいるんでしょうか?
二人の考える恋ってなんなのか、是非漫画の参考にさせて下さい・・・だって。
これは僕らの得意分野じゃない?」
「ちょっと、偽りの記憶を頭にインプットしない!
でも、ホントに今まで応えたやつでは全くもって参考になりませんでしたよねー・・・」
「小野くん!それは言わないお約束!」
――DGSのスタジオ。
神谷さんとこのラジオを行うようになってから結構経つが、
こういう切り替えしが普通に出来るようになってきたことを思うと、初めての頃と見事に様変わりしたもんだ・・・・・・場慣れも、僕ら二人の関係も。
彼が言っていた「後輩にはモテるんですけどねー」という『後輩』のポジションも、もちろん『彼氏』というポジションも、今ではすっかり僕だけのものだ。
もっとも本人は「ぜってぇ認めねー!」と顔を真っ赤にして言っているけど。
「ちょっと、小野くん顔気持ち悪いよっ!聞いてた!?」
「え、あぁすみません。ちょっと飛んでました。」
どうやらいつの間にか神谷さんにおいてきぼりにされたらしく、「しっかりしてよねー」といつものように軽く流した後、俯き気味に言った。
「んー、僕はとても優しくしてるつもりなんですけどねぇ・・・なかなか伝わらないもんですょ。」
・・・え?ちょ、浩史さん?
「そんなに優しくしてましたっけ?」
「してんじゃん。部屋の中でごろごろしたり、遊んだりさー。」
確かにモンハンの中ではとっても優しいけど!部屋の中っていうよりは寧ろベットの間違えは・・・?
あれちょっとにやけちゃったじゃないですか。
「あとはぁー、撫でてあげたりするとすんごく嬉しそうな顔してさぁ・・・僕もそれで癒されちゃったりするんだよねー。」
「・・・・・・っ!!」
ひ、浩史さぁああんっ!
デレはいらないよ!!なんか今日の貴方はデレ星からやってきたデレ王子様ですか!
はっ!もしかしてここは夢の世界ですか!?実はもう僕死んでましたか!?
「・・・ちょっと、何自分の頬つねってんの。」
「いや、ここは果たして現実世界か否か・・・と。」
「そういうボケ困るんだけど。突っ込めないでしょ?てか、その気持ち悪い顔どーにかしてちゃんとラジオしてくれない?」
――呆れながらもなお話し続けて僕をスルーする神谷さんの冷たさに、僕は現実であることを確信した。
でも、どう考えても今現在の話の流れはおかしい。
しかし・・・これが神谷さんなりの優しさなのかもしれない。
リスナーへの答えという間接的でしか言えない姿はよくよく考えればツンデレだ・・・いや、デレはいらないが。
僕は嬉しくなって台本にはない台詞を言ってみた。
「浩史・・・・・・それはちょっと・・・まずいって。」
「なんで?別にいいじゃん、好きなんだもん。」
な、ななななっ・・・!
「神谷さん、もう一度お願いします。」
「は?だから好きだって・・・ちょっと、なんで録音してんの。」
あ、ちら見されたけど怒ってない!ケータイ横取りされて消去されないよ!?
「はぁ・・・でも俺がいくら優しくしても突っぱねちゃうんだもん・・・ニャーさん。」
「そんなことないじゃないですかっ!」
僕はこんなにもアタックしてるのに―――って、
「ニャーさんかよっ!!」
「え、なんでそこでずっこけるの!?」
「だって・・・ニャーさんって・・・おかしいでしょ・・・・・・」
「何言ってんの。さっきからずっと話してんじゃん。では、次のお便りは・・・」
「ちょっと!僕はスルーですか!?」
うわっ、流そうとしてるよ!ひどいよこの人!こっちも見てくれないんですけど!!
――・・・あれ?神谷さんの顔・・・
「・・・だから嫌なんだよ、こーいうのは・・・。」
スタッフさん達やリスナーには聞こえないような小さい声で呟いた後、神谷さんは片手で台本を顔の前に押さえたかと思うと、「ハイ、次っ!」と言って再びいつものノリで先を続けようとしていた。
――・・・・・・。
「んー、僕はですねぇ。」
「って聞いてた!?」
―――いや、ここは引き下がれないでしょ。
それに、これじゃあ僕がニャーさんに負けたみたいじゃないですか。
ちょっとプツンって来ちゃったんですよ?
「やっぱり可愛くて・・・甘やかしちゃいますかね。」
―――――ドスっ!!
「痛ぁぁああ!ちょ、神谷さん!コミックシルフ痛ぁぁっ!」
「はいイタイねー。二次元バリバリ愛しちゃってる小野くんイタイねー。てか、気持ち悪っ!」
「ひどい!神谷さんひどいですよ!せっかくの見せ所がっ!」
僕が慌ててシルフで叩かれた手をひっこめて神谷さんを見ようとすると、今度は頭上にシルフが降ってきた。
「なっ・・・!こら、浩史!シルフは人を殴る為にあるんじゃないぞっ!!」
「うるさい!」
「こら、キレるなっ!」
思わず声を大にして神谷さんの手にあるシルフを取り上げると、彼は顔を真っ赤にしてそっぽを向いていた。
指指す台本の端っこを見ると、走り書きで「いきなり意味分かんないことすんな!」という文字が。
再び神谷さんを見て、僕は思わず一緒に赤面してしまった。
どうしよう・・・今、怒られてるはずなのに凄くうれしいって思ってるよ、自分。
――・・・・・・あ、そうか。
******
いつものようにぐだぐだになってしまったけどとりあえず収録を終えた僕らは、スタッフさん達より一足先にスタジオを出た。
「さっきのリスナーへの回答になってるかわからないんですけど・・・」
「何?」
「・・・神谷さんに怒られてるときに愛っていうか、幸せを感じますね。」
「・・・・・・!?ただのMじゃん!・・・気持ち悪っ!」
思わず呟いた僕の言葉に、神谷さんはあからさまに嫌な顔をした。
「だからひねもすの中でも・・・あぁ、そーなのね。」
「ちょっ、そんなひかないで下さいよっ!だから、そーいう意味じゃなくて!」
「じゃあなんなの。」
距離を置こうとする神谷さんに慌てて追い付いた僕は歩く速度を元に戻しながら口を開いた。
「・・・その人が怒ったりするのは、少なくとも自分に何かしらの感情があるってことじゃないですか。」
――大切な人を心配する。
――何かに安心する。
――自分の気持ちを隠す。
「だから、僕はいきなり神谷さんが中二みたいにキレても全くめげませんよ。
もちろん神谷さんが別れるとか言っても聞く気はこれっぽっちもありませんから。」
アハハ、と軽く笑ってみせると、神谷さんは一瞬目を丸くした後深くため息をついた。
もしかして、呆れられてしまったのだろうか。
「もー、小野くんはさぁ・・・なんでそーいう所だけいい声出すかなぁ・・・っていうか。」
「はい?・・・っ!?」
僕が『なんでしょう?』と聞く前に、神谷さんはいきなり頬をつねってきた。
「いひゃい!かひやはん!?」
「・・・別れるとか・・・言うな馬鹿。・・・・・・って何ニヤついてだよっ!!」
「いや、やっぱり浩史は可愛いなって。」
ようやく手を離した神谷さんを見つめると悔しそうな顔をしてこっちを見つめていた。
――うん、やっぱりこういうのいいな。
僕が懲りずにうんうんと頷きながら再び歩き出すと、がら空きになった左手にいきなり握ってくる人の手の感触を感じて、僕は思わず足を止めてしまった。
「か、神谷さん!?」
――手!しかもこれって恋人繋ぎじゃないですか!
や、ヤバイ!今汗かいてないよな俺!?
「、仕返し!じゃあお先にっ!!」
「え、ちょっ・・・!」
意味が分からず口をぱくぱくしていると、神谷さんはさらにギュッと僕の手を握った後すぐに放してさっさと歩いて行ってしまった。
「・・・行っちゃった・・・。」
残念そうに呟いているはずなのに、自分の顔には自然と笑みが漏れていた。
彼の顔は見れなかったが、今頃はきっと真っ赤にしているのだろう。
「ホント、素直じゃないなぁ。」
ツンデレで、すぐに気が変わって、猫以上になかなか懐いてくれない。
それでも全てが好きなのだ。
そう、多分これが―――
「恋してる、なんだろうなぁ・・・」
後日、某笑顔サイトでランキングを見ると、何故か前回のDGSが上位にあがっていた。
モノクロームファクターのキャストコメントのかみやん見てたらこうなっちゃったんですよ。
PR